DNSエラーのお知らせが届いた~続編|ウェブマスターツール

2016年7月9日

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前回、下記の記事を書きまして、その続編です。
DNSエラーのお知らせが届いた|ウェブマスターツール

ムームードメインから返信が届きました。
対応は早かったですね。問い合わせを行った当日には返答をくれました。

問い合わせの内容

かんたんにまとめると、下記のような内容です。

グーグルのサーチコンソールからDNSエラーが届くので、原因を探ってほしい。

あとは、エラーの発生時期や複数ドメインであることなど詳細を添えて送りました。

問い合わせの回答

下記のような回答でした。

対象とするドメインについて調べたが、特に異常なし。
原因として考えられるのは、先日発生したムームーDNSに対する外部からのDos攻撃の影響によるものが挙げられる。

実際の文章はもっと丁寧でしたので誤解なく。

ムームードメインが公開している障害・メンテナンス情報で確認することができました。
過去の情報も合わせてみると、DNSエラーがあった時期と攻撃された時期が合致します。ほぼ、これが原因と考えて間違いないでしょう。

しかし、DNSサーバーにも攻撃があるとはショックですね。
レンタルサーバーや独自ドメインなど、個人単位で利用するサービスにもさまざまな罠が潜むことを想定しておく必要がありそうです。

Dos攻撃とは?

ここで聞きなれない言葉があったので解説です。
IT用語辞典のe-Wordsから引用すると、

DoS攻撃とは、通信ネットワークを通じてコンピュータや通信機器などに行われる攻撃手法の一つで、大量のデータや不正なデータを送りつけて相手方のシステムを正常に稼働できない状態に追い込むこと。

そのうち、インターネットに散在する多数の機器から一斉にデータを送信して標的を機能不全に陥らせる方式をDDoS攻撃(Distributed DoS attack:分散DoS攻撃)という。

目的は、単なるいやがらせだったり何かしらのサービス妨害のようです。他にももっとブラックな目的が潜んでいる可能性は十分あります。

対処として何をするか

ムームードメインの障害・メンテナンス情報では、攻撃自体は継続しているものでなく短期間で終了しているみたいで、7時間程度経過後には対応完了としています。
メールでの回答でも、現在は正常ということで サーチコンソール内の「Fetch as Google」で確認するように促しています。

特に何をしなくてもいいということで決着がつきましたが、

標的としてDos攻撃を受けているムームードメインは大丈夫なのか??

という不安がぬぐえないのも事実。

今後の動向を注意する必要がありそうです。